fc2ブログ
All About my Salsa [東京/ 大阪サルサ情報]
六本木・大阪・神戸等のサルサイベント・ダンス・レッスン情報
CATEGORY : サルサ人インタビュー
【サルサ人インタビュー:DJ編】ANGEL
DATE : 2007-05-01-Tue  Trackback 0  Comment 0

--サルサと出会ったのはいつ、どんなきっかけですか?

私は幼少の頃、母とリビングルームで伝統的なキューバ音楽を聞きながら踊りました。(母はキューバ出身)例えば、Celia Cruz, Olga Guillot, Ernesto Lecuona, Orquesta Aragon, Tito Rodriquezのレコードでした。今でもそんな古い音楽が好きですしとても良い思い出になっています。それからもキューバ音楽、ラテンジャズ、そしてサルサを聞いていました。韓国にいた時、友人がMacondoというサルサクラブをオープンしDJとして手伝うことになりそれからサルサに夢中になりました。


--サルサと出会う前はどういった音楽を聴いていましたか?

ジャマイカ生まれなので、よくレゲエを聞いていました。特にYellowman, Toots and The Maytals, Peter Toshが好きです。母がピアニストだった影響でクラシック音楽もよく聞きBeethoven, Bach, Mozartが好きです。ティーンエージャーの頃は、イギリスのThe Cure, New Order, Depeche Modeがお気に入りでした。


--サルサDJとしての最近の活動内容を教えてください。

私はマンボやサルサ、特にOn2のニューヨークスタイルに合うサルサの知識を深めたいと思っています。そしてJUNKTIONをフレッシュで刺激的かつ全てのレベルやスタイルのダンサーが楽しめるスポットであるように努めています。最近、東京で紀平まこもさんの記念パーティーでDJしました。彼女のパーティーでレギュラーでDJするようになって2年になりとても幸せに思います。(毎月第2土曜日)そして嬉しいことに今年2月から第4土曜日に神戸で村田さんのパーティーでもDJしています。そしてもちろんJUNKTION、ちょうど2周年を迎えたところです。木曜日のSam & Dave 5も新しいサルサクラブとして盛り上がるよう頑張っています。それと今まで聞いていなかった音楽を見つけたいと思っています。今のところはTito Curet, Casanovaの曲に興味があります。


--パーティをやる際のコンセプトを教えてください。

私は楽曲を起伏ある構成でプレイするヨーロッパのハウスDJのアイデアが好きで似たテーマやモチーフをもちながらもテンポと”フィーリング”は違う曲を組み合わせてプレイしようとしています。そして朝までみんなが”ダンサーハイ”になっていろんなエモーションを感じ取って欲しいです。それにみんなに個々の楽器を”聞く”そして次の曲の楽器とどのようにマッチするかまたはコントラストしているかが分かるようにDJしたいと思っています。パーティーのコンセプトのために私だけがプレイするユニークな曲とJUNKTIONや他のクラブでよく耳にする曲とのバランスに気をつかっています。そして独自のスタイルを高めて向上し続けたいと考えています。ダンサーが求めるものや新しいサルサを提供することがDJの責任だと思っています。もしみんなが私のイベント(特に JUNKTION)に毎回来てくれてどのパーティーにもバリエーションがあっていつでも初めて聞く曲や聞き覚えのある曲でエキサイトしている言ってくれたらとても満足です。


--今までで一番印象に残ってるイベントを教えてください。

たくさんあります。去年のWest Coast Salsa Congressで1000人ものダンサーの前で30分スピンしたことのは最高に嬉しかったです。その時ミックスの中に私が生活の拠点にしている日本に敬意を表して日本のバンドSwingozaの曲をプレイしました。(多くのアメリカ人がこの曲について聞いてきて感動しました)つい最近は、JUNKTIIONで誕生日を祝ってもらってとても嬉しかったしもちろん3/29の2周年パーティーは楽しかったです。でもやっぱり山田氏率いるUBが素晴らしいライブを聞かせてくれたあのJUNKTION1周年パーティーが一番感動的でした。大阪にはUBのように実力のあるバンドがいてとてもラッキーだと思います。


--どのイベントでも「ついつい使ってしまう曲」BEST3を教えてください。

私はよくプレイリストを変えますが最近よくかけるBEST3を紹介します。
(全曲SHINE volume 5に収録しています)

1."Ven pa la Loma" / Casanova
トレス(小さなギターのような楽器)ではじまる落ち着いたスローテンポな楽曲。この曲はJUNKTIONの定番になっています。トレスの美しい音色と強いダウンビート(cowbell)はビギナーの人に適しています。タイトルの意味は"Come to the hill"。

2."Nina y Senora" / Jose Alberto
Tito Puenteのヒット曲のリメイクです。これは3年前にリリースされた"Diferente"に収められいてますが最近になって発見した素晴らしい曲。ルンバをベースにトランペットのコンビネーションから勢いのいいマンボに展開されます。タイトルは"Girl and Woman"振られてしまったシンガーはコケティッシュな彼女の事を歌っています。

3."La Musica Es Mi Vida" / Spanish Harlem Orchestra
私のお気に入りのボーカリストの1人、Hernan Oliveraが歌うアップテンポな曲です。個々の楽器を聞き分けてそれぞれがどう融合しているか知るのにとてもいい楽曲です。ダンサーにとってそれぞれの音を表現するのに最適な曲だと思います。タイトルは"Music is my life"シンガーはラテン音楽を歌う才能があることを神に感謝しています。これは実際にHernan Oliveraがよく言っている事です。彼は間違いなく才能豊かなシンガーの1人です。

--自分的に大好きな曲BEST3を教えてください。

それは難しい質問です。よく好みの曲が変わるしいろんな理由でお気に入りがたくさんあります。

1."La Bonito Y lo Feo" / Grupo Niche
これはDJとして最初の代表曲みたいなものです。(韓国でよくかけていました)ダンスにはあまり合わない曲ですが、歌詞とブラスセクションが素晴らしいです。今はあまりかけませんが、プレイするといつでも胸を打たれます。

2."Tu Me Perteneces" / Orquesta Libre
この曲はUBがライブでプレイする1曲なのでみんなも知っていると思います。オリジナルはHernan Oliveraの柔らかい声が魅惑的なタッチでうっとりするようなミドルテンポの歌に仕上がっています。これは"You belong to me"、あなたの心を溶かすようなラブソングです。

3."Muneca" / Charlie Palmieri
私はこのピアノプレイが大好きでCharlieとEddie Palmieri(兄弟)の類い希な才能には熱狂します。"Muneca"は"dool"を意味し、この歌にはたくさんのバージョンがありCharlie の天才的なピアノを証明しています。私はこれを聴くとジッとしていられません。

--保有CDは何枚くらいありますか?

DJとしては、少ないと思いますが今は600枚位です。数ヶ月前に盗難にあってしまいその時の半分もまだ買い揃えていません。


--今後の活動予定を教えてください。

時間があればホームページを作ってみんながCDを購入するときの参考になるようにサルサアーティストや曲のインフォメーションを掲載したいと思います。それと最近新しく買ったソフトでリミックスを手掛けてみたいと思っています。あとは大阪、東京の仲間達とNYから大物アーティストのJapanツアーをオーガナイズしたいと考えています。


--ご自由にメッセージをどうぞ!

大阪でサルサに関する活動が出来てとても幸せだと思います。多くの親切な人に感謝しています。そして他のDJ、インストラクター、ミュージシャンと共に大阪がインターナショナルなサルサシーンに発展するように目指したいと思っています。大阪のサルサにはとてもいい長所があると思います。ただ男性のダンサーが少ないのが残念です。もし大阪にもっとサルサラバーが増えれば(特に男性)盛り上がるでしょう。

そしてみんなにいつも聞いて踊っているミュージシャンについて知ることをお勧めします。言葉の壁はあるけれど自分の好きな曲はどういう詩なのかわかればダンスにも表れてくると思います。手始めに、CDジャケットを調べてミュージシャンやボーカリストを知りましょう。Mark Anthony とHernan Oliveraの違いがわかりますか?Son by FourやGrupo GaleまたはOrquesta Libreの違いを知ってますか?違いを知っていくといろんな方法で自分を表現するようになると思いますし素晴らしい音楽と共に成長できると思います。サルサについて学ぶことは無限にあります。

あみけん君のHPに関西のサルサ情報を掲載してくれていることを感謝しています。大阪はこのHPがあってラッキーです。

--ありがとうございました!

※このインタビューは2003年に行ったものです。

<<< サルサ人インタビューtopへ
スポンサーサイト



page top
CATEGORY : サルサ人インタビュー
【サルサ人インタビュー:DJ編】S@MURAI
DATE : 2007-05-01-Tue  Trackback 0  Comment 0
※このインタビューは2003年に行ったものです。


--サルサと出会ったのはいつ、どんなきっかけですか?
高校2年生の時、ファニアオールスターズの来日公演に行ったバンド仲間から衝撃的な話を聞かされ、サルサというジャンルの音楽を聞かされた。今となっては、これが小生のサルサとの出会いと言えなくもないが、当時自分はジャズギタリストを目指そうとJAZZを聴きまくっていたので、サルサは一瞬の出来事で終わった。その後オルケスタ・デ・ラ・ルスが国連平和賞や第35回日本レコード大賞特別賞、国民栄誉賞等を取るまで、サルサに触れることは殆ど無かった。 NHK紅白対抗歌合戦に出場した彼らをTVで観て「カッコイイ」と素直に感じたのを覚えている。

時は流れ、1997年2月に(株)ヒップランドミュージックコーポレーション渡部洋二郎(George Watabe)と仕事で出会い、半年ほど経てサルサの世界に誘われた。当時は本業が超多忙で、Georgeの様々なアプローチを殆ど断らざるを得ない状況であったが、1年程して時間にも余裕が出来、青山「共存」での初心者レッスンを体験。皆が出来る簡単なステップを自分だけが出来なかった「屈辱」が、その日の帰りに全ての教則ビデオを買わせ、その日からサルハマ街道まっしぐらとさせることになった。1998年6月25日のことであった。

--サルサと出会う前はどういった音楽を聴いていましたか?
・直前はJazz、Fusion、Soul、R&B、Club/Dance、Anbience、World(Brazilが主)
・音楽の変遷は、Classic→GS→映画音楽→日本のフォーク→British Rock→日本のロック(Pops) →Fusion→Jazz→Soul/Disco→Rap→House→Hiphop→Club/Dance→Lonnge系→Ambience系 →World→etc…

--サルサDJとしての最近の活動内容を教えてください。
・SALSA LIBRE EN VELFARRE @六本木 VELFARRE<月1回レギュラー>
・SALSA SUNDAY @竹芝 TWO-FACE<月1~2回レギュラー・2003.2.2で終了>
・TUESDAY SALSA @銀座 CLUB MONTE CARLO<隔週レギュラー>
・六本木TROPICANA 定例PARTY<月1回レギュラー>
・THE SALSA DAY
・JAPAN SALSA CONGRESS

--パーティをやる際のコンセプトを教えてください。
パーティによって異なるけれど、基本的に箱のコンセプト、主催者のコンセプト、その時のフロアの状況を把握して選曲すること。決して独り善がりにならないこと。但し「S@MURAIらしさ」「S@MURAIならでは感」を失わないことも大切にしている。旬な曲をメインにプレイしつつも、サルサ初心者や、踊らない人も飽きさせないように、「カバーもの」「和もの」等、意外な曲も盛り込む。また、「この曲何?」と聞かれることに喜びを感じる。SALSA / ROLANDO SANCHEZ & SALSA HAWAIIは、昨年最も問い合わせが多かった樂曲で、CDの売上にずいぶん貢献したと思う。

--今までで一番印象に残ってるイベントを教えてください。
第1回「SALSA LIBRE EN VELFARRE」で1200人を躍らせ感無量だった!!

--どのイベントでも「ついつい使ってしまう曲」BEST3を教えてください。
最近は以下。
1.MISTY / LOS DOCTORES DEL RITOMO
2.CASTIGANDO / JORGE HERRERA
3.TAMBORI / THE SPANISH HARLEM ORCHESTRA

--自分的に大好きな曲BEST3を教えてください。
1.FANTASY / LA RODVEN MACHINE ORCHESTRA
2.SALSA / ROLANDO SANCHEZ & SALSA HAWAII
3.“EL PITO”ASI SE GOZA / ISIDRO INFANTE

--保有CDは何枚くらいありますか?
数えたことが無いから正確には分からないが、SALSA以外も含め2000枚位はあると思う。

--今後の活動予定を教えてください。
SALSAに関しては、上記「最近の活動」は基本的に継続予定。なお、銀座 CLUB MONTE CARLO 閉店に伴いTUESDAY SALSAは6月から六本木「XEX」に移転することに。
またSALSA以外では、暫くお休みしていた、山田峰夫と共催のSWING DANCE イベント「SOULBALLROOM」を復活させたいと思っている。日本では未だ馴染が薄いけど、WEST COAST SWING は超カッコイイよ!

--ご自由にメッセージをどうぞ!
この度は、AMIGOKEN.COM「SALSA DJ INTERVIEW」にお招き頂き有難う!超光栄っす!
実はかつて(1982~1987)関西に住んでいたことがあり、特に神戸・大阪は思い出深い地。
残念ながらそのころはまだSALSAに出会っていなかったが、機会あれば是非SALSA DJとして関西を訪ねてみたい。
ところで、NYやLAのCLUBでは、チャチャチャがかなり多くプレイされていると聞く。日本では踊れる人が少ないのか、教える人がいないのか、チャチャチャをかけるとフロアが寂しくなってしまう。S@MURAIとしては常々、クールなチャチャチャをもっと知ってもらいたいと思っている。チャチャチャを踊る人が増えてくれることを願う今日この頃。LET'S TRY CHA CHA CHA!
 
--ありがとうございました!

<<< サルサ人インタビューtopへ
page top
Copyright © 2005 All About my Salsa [東京/ 大阪サルサ情報]. all rights reserved.