
●サルサはラテン音楽の一つ
カリブ海のキューバやプエルトリコ発祥のダンス音楽に、ジャズ、ソウル、ロックなどの要素を取り入れて1970年頃までにニューヨークで確立され、その後、米国の東海岸、西海岸、中南米、ヨーロッパ、日本など世界中に広まりました。
もともとは、アメリカのラテン系移民が「ファミリーで集まるときの余興」としてサルサを楽むことが多かったのですが、ニューヨークやサンフランシスコなどの大都市でサルサダンスのレッスンクラスやクラブが増え、今では庶民のダンス、若者のエンターテインメントとして溶け込んでいます。
●日本におけるサルサ
サルサは、日本では(なぜか)競技ダンスのひとつとして認識されがちでしたが、最近はクラブダンスのひとつとしてジャンルを確立しつつあります。
1998年のサッカー・フランスワールドカップでテーマソング"The Cup Of Life (La Copa De La Vida)"がヒットし、ラテンポップス人気が高まった頃を契機に、中南米から日本への移民が増えたような気がしますが、その中にサルサのインストラクターとして来日した人もたくさんいました。
●映画で触れるサルサ
サルサや、そのルーツとなったラテン音楽をテーマにした映画がこれまで多数日本でも公開されました。
これらを観て、感動してサルサを始めた人もたくさんいるようです。サルサを踊るシーンが含まれる映画をいくつか紹介しましょう。
・サルサ!(1999年/フランス・スペイン合作)
・ダンシングハバナ(2005年/アメリカ)
・ダンス・ウィズ・ミー(1998年/アメリカ)
・ポプラル!(2005年/アメリカ)
・ブエナ ビスタ ソシアル クラブ(1999年/アメリカ)
・ビバ!ビバ!キューバ(2001年/キューバ)
・ダンシングヒーロー(1992年/オーストラリア)
・El Cantante(2007年/アメリカ)
・恋はサルサで!(2000年/イギリス)
・サルサとチャンプルー
●サルサの踊り方
サルサのダンスは8ビートの音楽に6ステップを合わせて踊ります。
NYスタイル・LAスタイル・キューバスタイルなど、多様なスタイルがあり、ステップやターンの種類もたくさんありますが、基本的なステップは3つだけなので初心者でも楽しめます。
イベント・パーティではサルサと一緒にメレンゲ、バチャータ、ルンバ、レゲトン等のラテン系音楽が流れることがあります。
サルサの魅力は、なんといってもラテン気分(陽気で情熱的でちょっとセクシー)に楽しめること!
あまり難しく考えず、とにかく一度体験してみましょう♪
→東京・神奈川のサルサスポット
→大阪のサルサスポット
→レッスンを探してみる
出典: フリー百科事典『ウィキペディア (Wikipedia)』
http://ja.wikipedia.org/wiki/サルサ_(音楽)
http://ja.wikipedia.org/wiki/メレンゲ
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